ますみゆたか

心病む性的マイノリティたちに「君は一人ではないんだ」と伝えたい

「人口の7.6%がLGBTに該当」「精神疾患患者数の大幅な増加」と言われている中、セクシャルマイノリティと精神疾患の両方を抱える人たちが、どちらのコミュニティでも声を上げられない状態にいる。そんな状況を受けて、当事者同士が繋がり、お互いの苦しい胸の内を語り合える場所として創設された自助グループが「にじのこころ」である。今回はグループを事実上、一人で切り盛りするますみゆたか氏に、ご自身の体験や心病むLGBTの方々が置かれている状況などを語っていただいた。

柏木理江

独自の言語や世界観を持った人たちとの“異文化コミュニケーション”がなにより楽しい

アスぺルガー症候群(以下、AS)の臨床像が一般に認知されるようになったのはここ数年のこと。それ以前、ASを患う人たちは行政にも、また病院でさえもほとんど相手にされず、制度に乗ることも許されないまま半ば放置されている状態だった。そんな状況下、障害者施設の支援員として知的障害を持つ自閉症児・者への支援に取り組む中でASを患う人たちの存在を知り、彼らのための当時はまだほとんどなかった自助グループ「アスペの会・東京」を立ち上げたのが柏木さん。約20年間におよぶ活動の軌跡を振り返っていただいた。

水戸川真由美さん

「心のボーダー」をなくし
障害者も健常者も“みんないっしょ”になる社会が理想

日本ダウン症協会の理事を務める水戸川真由美さんは、二人の障害のある子を含めた三人の母。産後ドゥーラや映像制作に携わる多忙な日々を送る一方、ダウン症のある人たちとその家族の生活の質と福祉の向上を目指して精力的な活動を続けています。近年のダウン症をめぐる環境や障害のある子を育てる母親としての心境を訊いてみました。