伝える責任があるから、正直な自分をさらけ出す

実方裕二さん(58歳)は先天性脳性麻痺で手足が不自由、言語障害も併せ持つ。障害等級1級の重度障害者である。それでも自立生活を選び、料理人&経営者として東京・三軒茶屋で「caféゆうじ屋」を営む一方、自作のケーキの訪問販売にも出かける。また、「生活お見合い」など新しいカタチの障害者運動にも積極的に取り組んでいる。そのパワフルな生き方の源泉は何か、取材してみた。